夏空 Love沢
一筋の雲をなだらかに
散歩させている飛行機がいた
ごうんと大きな音立てて
建物の影へと消えてった
おもえば
なんとあかるい空か
白く白く太陽も注ぎ
全てが明るく笑っている
あの真っ黒な電線も
あのぼやっとしているコンクリート橋も
昨日は曇天に涙を零していたのだが
今はぎらぎらと空に照らされ
ぷかぷか空気と遊んでいる
せんせぇい、さようなら
はしゃぐこえが聞こえてくる
おお、見よ
子供たちが鳴り響いている
ばたばたばた、かちゃかちゃりと
持ち物をせわしく揺らしながら
曇り模様を打ち捨てて
足音をたのしく鳴らしている
それを見てると
あそこにぽつんとうかぶ雲も
こころなしか
わらっているようだ
おーうい
みんな
げんきにやっているじゃないか
きょうは
とてもとてもいいひだ
こんなそらなんだし
いつもよりずっと
やさしくなれるようなきがして
うかぶくもにふっと
わらってみたりするんだ