水無川 様への御礼 竹中ゆうすけ
水無川 渉 様
拙作をご丁寧にお読みいただき、また温かなご感想をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。
ご推察の通り、本作は、新約聖書『ルカによる福音書』第15章の「放蕩息子」の譬えをもとに、自分なりに紡いでできたものです。そのように受け取っていただきまして大変うれしく思います。
また、「オデュッセイア」やカヴァフィスの「イタケー」を連想されたとのお言葉には、思いも寄らず、驚きました。同時に、自分の作品に、そうした大きな「帰還」のモチーフへ自然につながる可能性のあることを教えていただいたようで、興味深く拝読しました。
添えた絵も自作です。生まれたばかりの我が子を沐浴させる日々において、「私自身もまた、このように慈しまれ育てられてきたのか」という想いが沸いたことからヒントを得て描きました。
詩と併せてご覧くださり、また心に響くお言葉まで頂戴し、恐縮するばかりです。
遅ればせながら励みになるご感想に改めて感謝します、どうもありがとうございました。
今後も私の歩幅で、一篇ずつ丁寧に作りつづけてまいります。
竹中ゆうすけ