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スレッドNo.7559

菜食放免  竹中ゆうすけ  評不要

一度
歩み始めたら
決して
振り返ってはならない

たとえ
不作為の批判に取り囲まれても
盛夏の声を遮ることに努めながら
永遠に特別であれ



乾燥させた大豆をフライパンで煎る暮れに
夕陽が 薄味の憂いを伴い 横切ってゆく

高蛋白なレンズ豆は
玉葱やニンジンと一緒に煮込めば 旨味が出る

優しい甘みを特徴とする緑豆は
お米と一緒に炊くと 朝の体にあつらえ向き

大きめの紅花隠元は
若い莢と一緒に軽く塩茹ですれば
オリーブオイルが最高の相方になる

ひよこ豆を
トマトと一緒にスパイシーに煮込んだら
ナンとの相性は抜群
魅力はホクホクとした食感だ



でも
豆は豆
一つひとつ 固有の種に分類できても
(どれだけ 香ばしく 調理できても)
やがては
総じて
豆でしかなくなる………端から そう であったように

×

未だ 呼び起こされない〈記憶〉を持つ 者たち

カラフルに 翔び跳ねる 高邁な悲壮が ぼんやりと………

忘れかけた祈りに どうか 火を 点け給え!

÷

カラカラになって 先っぽがささくれた葉葱が
倒錯した大衆の気休めに 抱《だ》かれて揺らぐ頃

安らかに差し込んでくる熱線が
窓の辺《ほとり》で艶やかに 踊り始めた仕舞い口《ぐち》

国際社会の歪《ひず》んだ条理
未調整の塩加減
情を拗らせた青物
無気力な喧嘩

どれもが
芽生えたばかりの
眩く輝く
灰汁
だった

今や
湿った天上の
父の袖を通り
ダビデの
城壁から
愛の
血潮として
清まり

 き
  出
   し
  て
 い

編集・削除(編集済: 2026年08月10日 23:08)

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