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スレッドNo.7649

夏の終わり  ゆづは

灯りを吹き消すように
あんなに騒がしかった夏が
寝返りの隙間を通りすぎてゆく

ハンガーに無造作に掛けた
小花柄のブラウスが
鏡の前でくたびれている

青白く光る画面に
向けていた視線はもう 
考えることをやめて
暗い階段のステップを
一歩 一歩踏みしめるたび
足の裏から
昼の記憶が剥がれてゆく

部屋の隅で
昼間の顔は霞み
閉じた瞼の裏に 
幽かな青い名残りがひび割れる

鍵をかけたドアの向こうで
今日という日は 
ひそやかに熱を失って

明日の予定だけが
デジタル時計の数字となって
枕元に降り積もってゆく

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