肩書 虹乃 衣里絵
普段は しがない皿洗い
そんな私でも 肩書が欲しい
だから 詩を書くので詩人を名乗る
自称ではあるが
名刺まで作り 形から入った
最近になって 俳句も詠んでいる
真面目に 俳号を考えた
またしても 形から入った
肩書が二つになり
文化人を気取るが
中身が伴わないのが口惜しい
自称詩人 そして自称俳人
然し 未だ傑作を出しておらず
産みの苦しみを味わう日々
いつかは 私も
本物の文化人になりたい
その一心で 言葉と向き合う
言の葉が豊かに繁る事を願い
感性を研ぎ澄ましたい
折角の肩書が
形だけのものにならぬよう
切磋琢磨する日々
いつかは
いつかは
時は 限られている