終わりに ゆき
最後に見たあなたの笑顔は
とても寂しそうだった
きっと私の笑顔も同じだったでしょう
手を振った後に頬に伝わる涙を
拭いもせずに歩き出した
返そうとした部屋の鍵を
持っていていいよ と
受け取らなかったのはどうして
未練があるのは私
それともあなた
あなたが教えてくれた世界を
今でも夢にみる
眠りにつくまで語ってくれた
私のいない世界
同じ夢をみれないのは
虚しく寂しくて
一人で眠れない夜を数えるのに
疲れてしまった
あなたを想うと
私が傷つく
息をするのも苦しい程
後悔で疼く心を抱えても
もう戻る道が見つからない