別れの朝 cofumi
別れの朝
いつもより朝は長い
静かに落ちる砂時計のように
名前を呼ぶ声に
髪の先まで反応してしまう
人生の終わりでもないのに
涙は震えながら零れ落ち
最後の「ありがとう」は
消えかかる残り火に油を注ぐ
最後に肩を抱くのは
ただの 罪
あなたの匂いを
探してしまうに違いない
今なら
涙で火をつける事もできるの
別れの朝
いつもより朝は長い
静かに落ちる砂時計のように
名前を呼ぶ声に
髪の先まで反応してしまう
人生の終わりでもないのに
涙は震えながら零れ落ち
最後の「ありがとう」は
消えかかる残り火に油を注ぐ
最後に肩を抱くのは
ただの 罪
あなたの匂いを
探してしまうに違いない
今なら
涙で火をつける事もできるの