雨音様へご感想の御礼 暗沢
初投稿の作のご感想ありがとうございました。まずは御礼を申し上げます。
作のタネとなったのは自分の彼岸花(曼珠沙華)に対してのイメージなのですが、初めて見た時、造形や叙情性の美しさよりも不安感のようなものの方が強かったのを覚えています。
引用の句はそのイメージをまさに救ってくれたものでした。言霊的な、母親への追慕を連想させるやさしさが偏狭であったこの赤い花への視野を開いてくれました。
只やはり第一印象というのは厄介で未だに本能的な不安感は惹起される有様です。
膨大な数の別名がある彼岸花ですが、中には物騒なものも少なくなく、もしかしたら昔からこの花に対してイヤな感情を反射的に覚えてしまったひとは多かったのだろうかと想像させてくれます。
それらを醸成させるも払底させるのも詞次第なのかもしれません。
改めましてご感想の御礼を申し上げます。今後も恥ずかしくない作の投稿を心掛け精進して参りたく存じます。