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スレッドNo.926

愁う秋 冬本広嗣

空にすじ雲が浮かぶころ 心にもぽかりと穴があく

カラカラと回る 糸の切れた糸車のように頼りなく

忘れさられた蝉の抜け殻のように 身の置き所もなく

熱病に浮かされた後のように 気怠く

季節の移ろいに取り残されていくばかり

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