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スレッドNo.964

早く目が覚めた朝に

暖かく包んでくれる大きな手を
いつからか探すようになっていた

空っぽの心が騒ぎ出して
困るから気づいていないふりをしていただけ

癒されたいと思うのに
卑しいプライドが顔を出して来る

いつもより早く目が覚めた朝に
湿った空気を吸いながら

まだ夜には別れを告げられない
薄暗い空に手を伸ばしてみる

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