希少価値 黒い木
黒いアスファルトを背景に 死んだ紅葉が点々と展示されていた
色鮮やかな宝石は夜道を静かに飾っていた
この会場の中を歩いていくと 俺のこころは気高く 品の高い物に変わっていく
そう思った途端 宝石の展示は途切れ 暗いアスファルトだけが残った
そうするとまた 少しずつ宝石が並べられていく
この展覧会は規則的に開かれ 閉ざされていく
じれったさを感じながら 次の角を曲がると
宝石は掃き溜めに変わっていた
黒いアスファルトを背景に 死んだ紅葉が点々と展示されていた
色鮮やかな宝石は夜道を静かに飾っていた
この会場の中を歩いていくと 俺のこころは気高く 品の高い物に変わっていく
そう思った途端 宝石の展示は途切れ 暗いアスファルトだけが残った
そうするとまた 少しずつ宝石が並べられていく
この展覧会は規則的に開かれ 閉ざされていく
じれったさを感じながら 次の角を曲がると
宝石は掃き溜めに変わっていた