ハードヒッターの宿命
期待してただけにデーブ大久保には失望したなあ。
デーブに限らず原や阿部にも共通してる事だが、彼らは子供の頃から周りに抜きん出て遠くに飛ばす才能を持っている。
つまり「打点型」の主力としてしか野球をやってないので「得点型」の打撃を理解してないし、理解してないものは当然指導も
できない。
打席に入る時には様々な「状況」を理解した上でどういった打撃結果が求められてるのかを理解しなくてはならない。
すなわちペナントに於けるチーム順位・試合経過・相手投手・自分の調子等々多くの状況を整理し、今この打席で
求められる物は打点なのか出塁なのか(大まかに言えばこの二種類しかない)
それをデーブの指導内容はアーリーワークに偏りすべての選手に打点型を求める。
まあ例えチームが優勝しても個人成績が悪ければサヨナラになるのがプロ野球の世界だからこの指導方法がすべて悪いとは言えない。
しかし中山みたいに本来得点型の選手にも監督やコーチがソレを求めれば選手自身も勘違いしてしまい結果的には持ち味を
無く
してしまう。
中山に限らず重信などにも言えるだろう。
本来なら打線8人の中に打点型のハードヒッターは一人か二人で後は全員出塁優先の方が打線としては機能する。
今の巨人に当て嵌めると打点型は岡本・坂本たまに中田くらいだろう。
原・阿部・デーブなどは野球の強者である。
強者は「工夫」をこらさず才能で生きて来たし成功してきたので彼らには弱者の気持ちは分からない。
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余談だが原が生き残りのために次期監督の最有力候補の阿部に責任かぶせて解雇させるって考えられない?
まだどこにもそんな憶測書いてないけど過去の世界史振り返っても帝王は皆後継者を決めるのを嫌がるんだよね。
それが我が子で有ってもだからましてや他人の阿部なら有り得ない話じゃないと思うな。