初夏の死にぞこなひになり給ふ
わたくしは自分の見聞したことしか信じないのでTVも新聞も興味ないし天気予報以外はNEWSに興味ないと40年以上公言し続けているにも関わらず、体が不自由なお客たちは一日中TVを見ているにも関わらず、わたくしが何でも知っていると勘違いして「市川猿之助の両親が死んだ」とか話しかけてくる。だから天気以外わからないってば。
しかし、この歌舞伎役者は覚えがある。というのは我が家が行きつけの鎌倉の天婦羅屋でびっくりするような美少女を見かけたので夫婦で見惚れていたら、一緒にいるのが女優の真野響子で男優の柴俊夫との娘だということだった。真野響子は時代劇の『御宿かわせみ』の女将役で見かけていたが、柴俊夫は顔も濃くて演技も濃かったので余り好みではなかったが娘の美貌にはびっくりしたが、『風林火山』のヒロイン由布姫役に抜擢されたのがその美少女の柴本幸だったので、武田信玄役の市川亀治郎ともどもTV初出演で主役の山本勘助役の内野聖陽の濃すぎる演技を食う抑えた演技で、『風林火山』は映画で三船敏郎が演じていて、黒澤明以外の三船が大根で、つまらない映画だったので(上杉謙信役が石原裕次郎という稲垣浩監督がよくメガホン取ったなという配役)、TVの『風林火山』も上杉謙信役がGACKTだから、こっちも輪をかけたケバイ配役で、武田信玄役の市川亀治郎と由布姫役の柴本幸しか見どころがないのでカミサンのTVをそれだけ見ていたので市川亀治郎の演技と柴本幸の美貌の記憶しかないが、四代目市川猿之助を襲名してからは、毒毒しい演技に打って変わったようで、これはこれで面白いが亀治郎時代の演技のほうがわたくしは好きだった。
女性週刊誌に猿之助のパワハラとセクハラの記事が出る日に一家心中というのがニュースの筋書きだったが、そういえば従兄の香川照之も銀座のバーでセクハラしたとかで騒がれていたし(これは動画が撮られていたのでワオ!だったが)、古くは伊丹十三監督が女子大生と浮気していたとか、後藤組と創価学会の関係を題材にした映画の企画を進めていたのを後藤組が快く思わず配下の五人が伊丹の体を掴んで銃を突きつけ屋上から飛び降りさせたという記事があったり、ゴシップには興味の無いわたくしは相変わらず私生活ではなく作品だけを見ているしかない。ジャニーズの性被害もジャニーズ事務所にいたキムタクが知っていて黙っていたと叩かれて『教場0』の視聴率が下がっていると喫茶店のマスターが言っていたが、殺人犯をリアルに落すのがテーマなので『ラストマン』のようなユーモアはないが、わたくしにはどちらも面白い。
