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スレッドNo.1077

橘逸勢の書に涼意あり

高校か大学の書道部の教科書だったか定かではありませんがわたくしが18歳か19歳の頃で、その表紙が橘逸勢(たちばな の はやなり)の『伊都内親王願文』(いとないしんのうがんもん)で、そのあまりの美しさに雷に打たれたような衝撃を受けました。願文は漢文の行草で書かれているので意味など十代の素人にわかるわけがないのですが、その一字一字の字の形の魂を鷲掴みにされるような吸引力に惹かれたのでしょう。

平凡社から1954年から1968年にかけて書道全集が全26巻+別巻2冊 刊行され始めて、多分母が書が好きなのでわたくしに買い与えたのか自分が母のために買っていたのか記憶が定かではないのですが、中国の書にはない美しさが橘逸勢の書にはありました。津波にまかれたのか、いずれにしてもぴのこさんの欧陽詢で遠い記憶が蘇りました。

写真は篝火草。文字通り雨でも燃えるような深紅の花。炎帝の娘は松明草ともいうとか言っていましたが、どう見ても篝火。松明だとトーチ・ソングというジャズでは失恋の歌を言うので悲しい火になる。

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