炎熱の庭が見えをり衣透けて
>うじゃらうじゃらいたコバエも全員熱中症で御陀仏で
えっそうなんですか?じゃ、お吟宅にごきぶりが姿を見せないのは、熱中症でお陀仏?そういえば、恐怖の大蜘蛛も見かけないなあ。悪い事ばかりじゃないなあ(笑)。
和裁の集まりの日。大急ぎで裄を直してほしいと見える客あり。蜻蛉の柄を茄子紺に染抜きした紗の道行コートである。縫い糸が朽ちているので、そうとう古い物。でも朽ちた糸が、不思議と生地の紗と一体化して、よほど強い力で引っ張らないと裂けたりしない。そっと、袖丈を詰めて、裄を出した。お洒落な人は、真夏にこういうの羽織るのよねえ♪
逝く夏や日毎に変はる海の色 山本恭子
