秋扇銀の根付の帯にゆれ
まあラスカルさん、病気の話をありがとう。
半年ほど前に、お吟さんの連れ合いも咳が治らなくて、コロナ禍で人目が気になるので病院へ行ったら、ラスカルさんと同じようなことを言われ、同じような薬を出されていましたねえ。有難いことに、ほとんど吸入もせず薬も飲まずに自然治癒しましたから、ラスカルさんも早く快癒されますよう、お祈りしています。
今日は煎茶の席を設けてもらいました。近々土佐生まれの方が、もう織る人もいなくなった土佐紬という木綿の反物が手に入ったから仕立ててほしいと見える予定なので、これは土佐生まれの美魔女さんに訊ねてみなければと思っていたら、偶然にも、典型的な土佐のはちきんであられるお祖母様が着ていたという木綿を着ておられました。「ひょっとしてこれが土佐紬かもしれない」とお吟さんは何度も触らせてもらって、手触りを確かめましたとさ。
機織に好む錆色秋惜しむ 山田なつめ
