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スレッドNo.1588

チベットのセーター重し女子仕様

山女の知り合いがチベットで買ってきた女性用のセーターが大き過ぎて誰も着られないのでわたくしに去年下げられてきたので今年の冬に着たら手首を折り返すほど大きい上にオッパイのゆとりを持たせているのか胸の部分も空きがあるが、何んと言ってもずしりと重く、温かいとはいえ肩が凝る。しかし、マフラーを巻けば暖房なしで暮らせるので、岩淵喜代子第七句集が届いたので冬眠の熊みたいな恰好でおでんを煮ながら読んでいる。

タイトルは『末枯れの賑はひ』(ふらんす堂、2800円)で明日発売だが謹呈は発売までに届ける習いとか。装丁は草色の女性の上半身のシルエットで乙女チックでわたくしは表紙や腰帯は邪魔なので外して読むが、これはそうしないとわたくしなどは人前では読めない。タイトルとは真反対な表紙で、

  末枯れの賑ひにあり雑木山 岩淵喜代子

から採ったそうで、わたくしには「枯木も山の賑わい」にしか見えないが、本人が気に入っている以上是非なし。だいたい句集の自選句とわたくしの選が合った試しがない。それはさておき、岩淵さんは手放しで絶賛できる句を毎回残している贔屓の作家で第一句集から全部持っている俳人は彼女とラスカルと澤好摩ぐらいだから(澤さんの第一句集はぴのこさんの手書きによる貴重な物)今回の句集のわたくしお気に入りの句は、

  新蕎麦のほかには何もいらぬなり
  綿の実を握りて種にゆき当たる
  健啖の垂れさがりたる糸瓜かな

この三句である。好きな句は他にいろいろあるが、この三句は文句なしに素晴らしい。

あ、おでんを作るのは滅多にないので大鍋に半分ほど入れて煮込んだら、いや膨れ上がってびっくりしておたおた食べていたら、お吟さんを飛び越していた。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年12月12日 21:51)

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