かんむりやお雛茶会の香合は
着物のお客さんで炭斗をくださったご近所さんが、お雛茶会で亭主を務めるので、おつきあいで行ってきた。我が町の塩田王のお屋敷の離れで催されている。このお屋敷には蔵が三棟並んでいて、能楽師も借りにくるほどの、400年くらい前の能面が状態よく保存されている。
茶菓子の銘は「ひなの宵」、茶花は花芽のまだ固い伊予水木と椿、香合はかんむり。観光客にも開放している茶会で、お正客になる方がいなくて亭主さんが困っておられたので、お吟さんがつい「そちらのご主人お願いします」と水を向けると、「預かっているベトナムの女性を二人連れてきました」と軽く紹介して、すんなり座ってくれた。男はこうじゃなくてはね(笑)。
梅園に野点真紅な傘を立て 長田白日夢
