うるさうてまづそな小鳥ばかり来る
今日の目が不自由なお客の創作料理は冷蔵庫の中身がジャガイモと人参と玉葱と椎茸とミニトマトだけだったので、ジャガイモと人参を電子レンジで3分チンしてくれたので、それらと残りを葡萄の種のシードオイルで軽く胡椒と塩を振って炒めて最後に半分に切ったミニトマトを炒め、味付けはしゃぼしゃぼのウースターソースで仕上げた。ところが人参がどういうわけかガリガリで堅くて食えない。ジャガイモは柔らかくなったのに???電子レンジを使ったことがないので人参だけあと2分追加してチンしてもらい、炒めて噛んでみたがわたくしの入歯では葉が立たず、お客は歯が丈夫だから、そのくらいでOKでうまいうまいと食べていた。じゃあ俺も帰りに「サミット」に「秋野菜のウースターソース炒め」を作りに寄るかと思ったら、なんと「サミット」のお魚屋さんから七月十五日以来二ヶ月半ぶりにホウボウの太いのが入ったとメールあり。やっと刺身が食える。
台風来襲で海が荒れ、来る日も来る日も刺身になる新鮮な魚が入らず冷凍魚と旬を外れた脂の乗っていない魚ばかりでうんざりしていたが、やっとこさの吉報あり。ここ三日これぞ秋晴れという日が続き「吟ぶら」しては昼寝に夜寝に朝寝といくらでも虫の音を子守唄に寝られる涼しさが続いて過ごしやすいとはいえ、チリ産の鮭や脂の乗りが悪い鰤を奈良漬味噌に漬けたり、鰆や鱈を西京漬にするのも飽きて、刺身が食いたいのに食えないから鮪の粗を刻んで納豆和えにしたり長芋の山掛けにしたりしてきたが、やっとホウボウの刺身とカマの塩焼きと粗汁の猫髭定食の出番である。海で生まれたわたくしは食の八割が魚が主食だから今年の台風の絶え間ないラッシュで漁が出来ないのが堪えた。ああ、内蔵が生き返る。(*^▽^*)ゞ。
