帯締めを黄緑にせむ桜時
和裁の集まりの日。十三参りの振袖の揚げを頼まれているが、身長152㎝にもなっている13歳の揚げは、位置決めが難しい。縫いやすい位置で揚げをつまんだが、どうも上すぎる気がする。そこで、いやがられたが、一番体格の近い銀蠅に着てもらう。大人ならこの位置におはしょりの山が来て丁度いいのだけれど、13歳にはやや上すぎるか、、、。
みんなで取り囲んで、「13歳はもっと顔も小さいし、足も長いし、肩に肉がついていないし、きっと揚げの位置が下がると思う」と、このままでよいという話に落ち着いた。普段から、顔の大きさと足の短さがコンプレックスの銀蠅に悪いことをしたなあ(笑)。
かすみ草紙人形も二重帯 花谷和子
