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スレッドNo.2933

島の春ラベルに惚れてジャム買ひぬ

今日は、向島に住む句友の案内で、五分ほどの船旅と尾道の古書店めぐり吟行をする。なんと、西宮からりんさんも駆けつけてくれた。島の渡し場のカフェの店主が、尾道水道の歴史を語ってくれる。船に乗って百円玉を握りしめていると、船員さんが集めに来てくれる。
    花びらのたゆたふ浦の渡船かな    りん
船を下りて小さな神社に寄ると、お吟さんに見てくれとばかりに、あちこちの玉砂利から菫が顔をのぞかせているではないか。
    岬宮の玉砂利に咲き菫濃し     お吟
ランチの後、一行はりんさんとはぐれてしまった。だけどりんさんは、逞しく一人吟行(遊び?)を洒落こんだようだ。
    地ビールの苦みころがす日永かな   りん
はぐれた一行を探すのをあきらめて、見つけたお店で一人地ビールに舌つづみを打つなんて、見習わなければならない。八百屋で見つけた檸檬の大袋(島の特産)を吟行の最中に衝動買いする可愛さも。この重い檸檬をりんさんはお開きの時間まで持ち歩いた(笑)。
お吟さんは、好きな俳人・木下夕爾の詩碑(自筆のようだ)を海岸に見つけて、しかもお隣の福山出身と知って、おおいに喜ぶ。
    桜どき夕爾の詩碑に逢ふことも    お吟
尾道の商店街の古本屋は、どれも路地のその奥にあり、どれも古い建物を手直しして開いている。まずは<ブックカフェ草冠>、次に<Tage Bacb>、三軒目<ひねもすのたり>、四軒目<弐拾dB>を覗き、最後に句友がやっている五軒目の<きままな古本屋>を物色し、そのまま二階が句会場となる。巧いなあと陰ながら思っていた檜紀代さんの句集を二冊も買うことが出来て、ご満悦である。本日のお吟特選句、
    尾道の路地をふと行く桜時     りん
ぴのこさんとも、そのうちにご一緒したいですね♪

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