篠笛も琵琶も手描きや花ごろも
和裁の集まりの日。「和裁道具を広げたら、ちょっと2時間ほど抜けます」と知らせておいたものだから、金蠅が急いで縫いさしの訪問着を持ってくる。いつもと顔が違うなあと思っていたら、用事を済ませて帰ると、いつもの顔になっていた。化粧をするのを忘れていたらしい。初めてすっぴんを拝ませてもらった(笑)。
長身のお茶人の付下げに取りかかる。琵琶と篠笛が手描きされた、とても個性的な柄。ゆったりめに縫ってほしい言われたが、この着物の場合、琵琶の絵が寸分の違いもなく合わないとまずい。さてどうするか、少々悩む。
ゆく春やおもたき琵琶の抱心 蕪 村
