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スレッドNo.2973

能舞台秘めし民家や水の春

ちゃんと人の住んでいる古いお屋敷の能舞台へお話を聞きにゆく。合気道歴五十年にして能楽歴三十年という哲学者の内田樹さん、能の部活を頑張っている教え子からチケットを貰って観に行くうち、丁度離婚して娘と暮している時期だったので、小津安二郎監督の『晩春』の主人公みたいでいいじゃないかと、ご自身も能を始めた。のっけから笑わせてくれる。

シテは、大いなるものの通り道にすぎない。人間の体をした筒である。我を出さない。よく見せない。筒の内側に汚れがたまらないようにしておく。身を透明にするのだ。そうすると、より大いなるものを通すことが出来る、、、なんだか、俳句にも通じるものがある。

話の内容が新鮮で深くて、二時間があっという間だった。尾道からはるばるやってきてくれた句友は、質問してよい答えを貰ったり、ツーショット写真を撮らせてもらってご満悦だったので、句会のラインで流した。すると、りんさんから、偶然にもほどがある返信が来た。なんと、りんさんは西宮で、その内田氏から合気道を習っているという。お吟達は、世の中狭いねえと大盛り上がり。うどん屋でうどんが来るのを待っている時だったので、過呼吸状態に盛り上がっている人間がうどんを食べていいものかね、、、と(笑)。

山吹の風吹き入りて能衣裳     宇佐美魚目

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