落語家の紗を脱げば紗の一枚に
田んぼの中の一軒家へ落語を聞きにゆく。昼からは倉敷の芸文館の寄席へ移動する、プロのお二人が来てくれる。逆光のにわか作りの高座に座ってくれたので、夏羽織を脱いで紗の着流しになる折り、透けて粋である。二席目に着替えて見えたら、自分で「これで二枚は持っていることが分かってもらえました」と(笑)。
ランチの一軒家の店のママさんは、4時から起きて弁当20個つくってくれる。大変だったろうに、千鳥格子の浴衣に半巾帯を結んで襷がけで、珈琲を淹れてくれる。お吟さんが身幅を出してあげた、ぼかしの蛍を染抜いた小紋のお客さんも♪
