梅雨に入る角き現代美術館
電車で海を渡って、猪熊弦一郎現代美術館を訪ねる。四国は香川の丸亀駅には何度も降り立ったというのに、丸亀城と骨付き鶏のお店にしか興味がなく、駅前に、↓こんなユニークな美術館があるのに気付かなかった。
猪熊弦一郎の一番有名な作品は、三越の包装紙「華ひらく」だろうか。 白地に赤で有名な三越の包装紙「華ひらく」のデザイン。このデザイン画を受け取りに赴いたのが当時三越に勤務していたやなせたかしだったという逸話も(笑)。
猪熊弦一郎は、パリでマティスに師事していた。マティスから、「おまえの絵はうますぎる」と言われ、「人に良く見てもらうためではなく、思ったことを素直な虚飾のない姿で表現することが大切」と知る。
しかし、マティスの影響からなかなか抜け出せなかったそうだ。展示の、色彩に溢れた抽象画を見て、お吟さん、マティスの『ジャズ』の色彩とバランス感覚の清新さを、しみじみ思い出した。
花柄の食器尽づくしやパリ―祭 檜紀代
