海近きテラス席へと夏料理
>記憶の欠如がはなはだしい
それって、お吟の周辺の人全員なので、猫髭さん、普通ですよ、普通(笑)。
今日は、瀬戸内市立美術館に出没。こっぱずかしいけれど「日本のエーゲ海」と呼ばれる牛窓にあり、「オリーブの画家」の異名を持つ佐竹徳の特別展をしている。先日観た猪熊弦一郎はマティスに衝撃を受けたのだけれど、佐竹徳は、セザンヌに衝撃を受けて、しばらく絵が描けなくなった。
運命が大きく動いたのは、牛窓オリーブ園に立ち寄り、赤い土とオリーブの緑が、セザンヌの描いた地中海の風景と重なり、強く心をひかれた時から。佐竹徳は、オリーブ園に住みつき、毎朝夜明けとともに出て、丘の上の「赤屋根」と呼ばれたアトリエまで、ラジオのバロック音楽を聴きながら跳ぶように登り、オリーブを描き続けた。
佐竹徳はチェンバロ好き。それは、麦の穂がサヤサヤと風に鳴っていた昔を思い出すからと言った。後に、オリーブ園の絵を見て、「モーツァルトが聴こえる」と言った音楽家もいるそうな。今日は、そんなオリーブの絵にどっぷりつかってきた。ランチはしらすのジェノベーゼピザ。小さな島の向こうに見えるのは小豆島。秋には行きたい。
ゆつたりと水脈オリーブの咲く島へ 宮津昭彦
