けふよりは残暑見舞と秋立ちぬ
お吟さんの揚げた右城暮石の
風呂敷のうすくて西瓜まんまるし
の句を見て、岩淵喜代子さんもこの句を揚げていたのを思い出した。わたくしも面白いと思っていたが一句と言われてこの句を選ぶことはなかったので、お吟さんと岩淵さんの選句眼が一致していることに目を見張った。いいなあ。(*^▽^*)ゞ
昔アメリカ出張の時も暮石の句集を携えて
風光るオークの下に暮石讀む 猫
と、仕事の合間に読んでいたほどわたくしは暮石好きだったが、これはきっこさん一押しの茨木和生を鑑賞していて彼の師匠だったのでついでに読んでみたら、これが茨木和生と右城暮石の師弟関係が実になんとも素晴らしく、特に
妻の遺品ならざるはなし春星も 右城暮石
の一句は心に残っていたが、一句を選べと言われれば、
滝を見に行くにも女手に荷物 右城暮石
がわたくしには最も暮石にしか詠めない暮石らしい句だと思っている。
それにしても暑い。一昨日だったか38℃という未曽有の暑さで外に出て一分としないうちにぢりぢりと腕に汗が湧き出して来たので速攻で汗で冷やさないと人間日干しになるのかと驚いたほどだ。写真は百日紅の「夏祭」という変わり種。
