獣の目月の芒の中にかな
うどん屋で、焼き餅トッピングの温かいおろしぶっかけを食べ、市立美術館へ。ここのうどん屋の末っ子は、七種競技のアスリートでとても美人。他の選手より、身体のつくりがずば抜けて良いらしい。うどん屋だけに、離乳食のころから、いりこ・昆布・干し椎茸の濃厚な出汁を飲んで育ったためと言われている。今日もその惚れ惚れとするアスリートがお運びしてくれた♪
「池田遥邨名作展」をしている。遥邨は、いつも写生帖を持ち歩いて、目に入るものは何でも描いていたという。食事の時も箸をとる前にまずスケッチ、土産物をいただくとすぐさまスケッチという具合だったようだ(笑)。
晩年の遥邨は、若い頃から心ひかれていた種田山頭火の句をモチーフとする山頭火シリーズに着手し、没年まで描きつづけた。放浪の旅に出られなくなってからは、絵の中で旅をしていたに違いない。
船出待つごとしや芒原に立ち 片山由美子
