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スレッドNo.3443

インド綿纏へばかろし秋日影

図書館遊びの日。ベートーベンの「月光」を聴いた日、本好きの好々爺からプレゼントされていた、田中優子著『布のちから』朝日新聞出版、を少し読んだ。教育者の田中氏は仕事着が着物。「布」という生き物の感触が好きなのだと言う。

田中氏の机の上には「チャルカ」があるという。チャルカとは、インドの紡ぎ車のこと。このチャルカは折りたたみ式で、ガンディーがインドとヨーロッパを往復する船の中や、旅の途中で使っていたのと同じ型だという。えっ、なんであのインド独立の父、「非暴力」と「不服従」の精神で150年にもわたるイギリスの植民地支配に抵抗しインドの独立を勝ちとったガンディーがチャルカを持って旅したの?

ここは図書館。司書さんに訊ねると、子ども向けの伝記を数冊探して持って来てくれる(笑)。

服ひとつとっても、イギリスの工場でできたものを買っているインド人を憂いて、ガンディーは、みずからチャルカを回してインド製の綿糸を作り、インド綿でできた布をからだに巻いて活動した。旅では三等車に乗り、旅先では糸を紡いだ。チャルカの運動は、病気がちだったガンディーを健康にした。人は時間短縮と大量生産のために産業革命を実現させたが、実際には多くの失業者と病人を出現させた。手仕事が人間の健康回復に与える影響は無視できない、、、、、

↓インド綿のブラウスを持っている。着道楽の人から「袖口が窮屈なので、、、」といただいたもの。お吟はその袖口あたりをばっさり切り落として、七分袖に直して着ている。インド綿ほど薄くてしなやかで涼しい布を、お吟は他に知らない。

サリーの娘蝿追ひながら糸紡ぐ     浦本悦女

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