柿活けて蕎麦が主役のフルコース
小筆遊びの後、40年ぶりにつきあいの再会したW宅へ、ランチ仲間をお連れする。家の前は、冬田が広がっている。大ぶりの枝をざっくり活けるのがうまいW、床の間の大壺に、常緑の馬酔木の大枝をたっぷりと入れ、裾に柿の実のひとつだけついた小枝をのぞかせている。テーブルセッティングはプロ級なので、シンプルで清々しい。
つくね・コロッケ・冬野菜の素揚げ・鯖の和え物・縦長ガラスコップには、お洒落な味のサラダ・薔薇の形の千枚漬、、、は料理好きさんの仕業。この後、蕎麦打ち名人が、茨木の蕎麦粉での打ちたての笊蕎麦、胡桃だれと醤油だれを出してくれる。糖尿病の、小筆の師匠と我らがお茶人はお代わりをする(笑)。最後は、パティシエによる、これを食べたら他のスイーツが食べられなくなる、グラス入り凝ったシフォンケーキ。
この三名人は、近々お店を出したいので、試行錯誤しているそう。だからなるべく、いろんな方を連れて来てあげたい。ほとんど病気のお吟は、今日も即吟して小筆の師匠に染筆してもらって、俳画を押し売りして帰った♪
一茶忌の蕎麦を雀のごとく食ふ 青柳志解樹
