織りあげし葛布に艶や冬深む
今日のお客さん、着物好きの理科の先生で、葛布を織ったと持って見えた。糸にするには、葛の花が咲く前に蔓を採り、裂いて晒して、芒にくるんで発酵させるという。↓右上は、静岡の大井川葛布さんへ、夏休みに三日ほど合宿して、藍で染めるところから学んで織ったもの。ゆくゆくは葛布の夏帯をつくりたいそう。
高齢になって田畑を放置している両親さんも連れ出して葛を採り、裂いたり晒したりも手伝わせているとか。楽しみながらの親孝行だ。素晴らしい。発酵に使う芒は、放置した田畑にはびこったものだというのが笑わせる(笑)。
吉野葛椀に透きゆく女正月 野見山ひふみ
