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スレッドNo.3728

春装の久米島紬だんご屋へ

猫髭さんのお住まいの近くの上井草のお茶人さんから、嬉しいメールが届いた。
去年、「久米島紬」とメモの添えられた大切な方の形見の紬をもらったお茶人さん、洗い張りしてお吟宅へ送ってみえた。「久米島紬はコカコーラのような色しか知らないが、、、?」と訝っておられたので、あまりに色柄風合いの素晴らしい紬だったので、図書館で調べて、
「久米島紬の基本になる色は、黒褐色・赤茶色・黄色・鶯色・灰色の5色で、すべて島の植物から生み出される自然の色である。」の一文を見つけて、お知らせしておいたのだ。すると、数か月を経て、こういう結末に♪
        :
あの灰色がかったブルーの縦縞紬(久米島紬疑惑?)の残布をいざり機で結城紬を織る現役最高齢の女性に見せたところ、
織姫「経に玉糸、緯に紬糸…そしてこの色。
   久米島紬を否定する要素はこの生地に何一つ見当たらない」
茶人「久米島紬と言えばコカ・コーラのような色を思い浮かべますが?」
織姫「あ、あれね?量産品でしょ?一番よく取れる色で、
   糸染め処理がいっぺんに出来て楽なんですよ。
   (残布を振りながら)これは久米島五色に藍をかけたんだと思いますよ、
   ちょっぴりね。私達(結城紬)でもお客様からリクエストがあればたまにやりますよ。
   白地に水色の絣を入れたいような時に、藍を使います。
   久米島は糸から機まで全部、一人の職人がやりますから。分業じゃない。
   縦縞に狂いのない十文字絣が入ってる。織った人は手機の使い手ですよ。
   この着物もらったお客様は大事になさるといい。」

手機織る母春暁の夢に出で     浅見画渓

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