手土産に桐襲選り花衣
県北の津山から、花衣の二人連れがみえた。道々、一分から五分咲きの桜を楽しまれたそう。右のお方は、まえに縫ってさしあげたピンクの紬に、モノトーンの小物で都会的な着こなし。左のお方は、お母さんの形見の小紋に、金蠅が縫った半巾帯を、長時間のドライブに耐えるよう、ぺたんと歌留多に結んでおられる。根付けも、お母さんの形見のネックレスのリメイク。
先日など、この小紋を着てスーパーで手を洗っていたら、小学生の女の子に「とても綺麗ですね」と声を掛けてもらって、とてもうれしかったとか。今日も要件が済んでスーパーまでお送りして、バックミラーに映った彼女たち、そこだけ桜が咲いた様だった(笑)。
旅衣花衣ともなりながら 星野立子
