MENU
274,589

スレッドNo.767

大豆入りばら寿司も出て雛祭

昔、新宿の夜行バス乗り場で、いかつい女優ヘアーのオジサンの集団を見て怖くて泣きそうになったを思い出しましたわ。その新宿も、田舎者どころか年配者も近寄れるところではなくなったみたいですね。

マイルス・デイビスのとろりとした音色を聴きながら

備前焼の里の染め屋さんからお誘いを受けたので、着物の受け渡し方々、雛めぐりをしてくる。町のおばちゃんたちがこさえた雛祭りのばら寿司を頂いて、野点のお薄を飲みながら石段のお雛様を見上げる。備前焼の大きな狛犬越しに見ると、緋毛氈の古雛が映えて。春袷をきれいに着たKは、しきりにお年寄りから声を掛けらる。

Sが仕立てた猫足文様の作務衣を、芦屋のマダムがやはり雛めぐり方々取りに見えていて、合流。このマダムは語学が堪能で人の面倒見もいいので、初めての外国暮らしで戸惑っていたオランダ領事館夫人を伴って見えていた。若き日のメリルストリープのような美女に、「オランダといえば、チューリップと風車しか思い浮かばなくてごめんなさい」と言うと、「オランダ人は、チューリップを百本単位で千円で買います。チューリップは胸に抱きかかえるものです」と笑い返してくれる。

「オランダは、若い移民を人口の2、3割受け入れているので、これから発展してゆくでしょう」とも。

名刹の表書院へも案内される。たまたまお濃いのお点前の稽古をされていたので、飛び入りで末席に座らせてもらう。実にゆったりとした時間が流れている。障子明りだけの薄暗い座敷では、茶釜からのぼる白い湯気が美しい。お師匠さんが弟子に言っていた、「正面を外さない」という教えを、お吟さんはいたく気に入った。これは是非、和裁教室か句会でガツンと使ってみたいものだ(笑)。

釣釜や鮮かに黄を着て来たる   高幣遊太

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top