指ぬきのまま薄物の客迎ふ
今日のお客さん、↓こんな個性的な訪問着を持ってみえました。裏を取って単衣に直してほしいとのこと。渋くてすてきな八掛がついているのに勿体ないねえとか、その勝負服着てどこへ乗り込みます?とか話していたら、日本語の会話ももちろん着物談義もわからないはずのアメリカ人のご主人が、「ハロウィン!」と合いの手を入れたのには大うけ。「この鳥何だと思います?」には、「バンパイア!」と♪
奥さんはサバンナ柄の着物を手に入れたと仰っていたけれど、枯木に蝙蝠に決まりですね。葛餅と冷たいお薄も喜んでくれて、帰りがけ、お吟さんに「バイバイ」してくれましたよ。鴨居を15㎝越えた長身は壮観でありました(笑)。
日本の女に秋の袷あり 石塚友二
