草の雨切れぬものなきナイフさげ
わたくしの使っている包丁は京都の「有次(ありつぐ)」に上と刻印のある「安来鋼 青紙」という鋼材を使用している買ったときから一生ものの三徳包丁で、もう四十年近く使っているが、切れ味が鋭すぎて手を切ると血が噴出すまで気付かないのでカミサンは切れない文化包丁を使っていたほどだ。値段は23000円。わたくしは会社のそばの日本橋の「木屋」の包丁を使っていたが、切れ味が「有次」に劣るので乗り換え、出刃は築地の「東源正久(あずまみなもとのまさひさ)」の出刃包丁(本打 青紙二号鋼)15000円と柳刃 包丁(本霞 白紙二号鋼)17000円を使って、自分の砥石も三種類持っている。ただ、調理免許や衛生士免許はとらなかったので料理人としてではなく自分や家族が美味しいものを食べたいがために調理するので、味覚も好みも違う赤の他人のために作る気は毛頭なく、何でも出来るが免許と云うのは持たずに来たので、そういった向上心は地位や役割を向上させて偉くなってしまうのでわたくしの無名で終わることという生き方と相反するので、あくまでもアマチュアの余技である。
さて、さすがに昨夜のカレーパスタで四日分のカレーは食い尽きたので、さて何を食おうか思案橋である。大根と手羽先でも煮込むか。
