閼伽桶を返しにゆけば藤の花
ぴのこさん、「好きなことをして行きたいところに行き、会いたい人に会いなさい」というお母さんの言葉は身に沁みますね。母だけがひとつ身がふたつになる経験を持つ「おまえはわたしの子だ」といくつになっても子を子として見守る目を持つ唯一の人間ですから良いお母さんをお持ちになりましたね。過去とは思い出すものではなく思い出されるものですから、毎日を自分に誠実に生きることの中で母とは「忘れねばこそ思ひ出ださず候」という存在であることを生きることになるでしょう。お母さんの御冥福をお祈りいたします。
