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スレッドNo.343

アルコールとの付き合い方について

初めまして。
最近、アルコールとの付き合い方に不安を覚えています。
年齢としては40過ぎ、仕事上の付き合いが多いこともありたまに深酒をすることもあります。
※家に帰れないとか、財布や携帯電話を無くすほどではないです
ただ最近気になっているのは外食中の飲酒のみならず、宅飲みの量が増えたことです。
例えば、飲み会はなるべく一次会で帰るようにしていても、帰ってから近所のコンビニで買ってしまいます。
飲み会が無い日も、コンビニで買ってきて飲んで、足りないとまた追加で買って飲んでしまいます。
純アルコール量でいうと大体50~100gくらいかと思います。

それによって社会生活に障害があるかというと、そうでもなく、
22時前には就寝し、5時過ぎには起床して出社しています。

健康診断の結果も特段問題が無く毎年Aを取り続けています。

ですが、肝臓は沈黙の臓器と言われておりますし少々不安を感じております。
金銭面で困っているわけではないですが、多少もったいないな、という気持ちもあります。

薬に頼ることも考えたのですが、心療内科にかかる勇気がなかなか出ないこともあり
行動療法などで何か出来ないだろうか、と色々考えているところです。

先生のお考えを聞かせてもらえたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは、投稿ありがとうございます。
自分で予備軍と自覚できているのは素晴らしいですね。
健診が正常で、仕事に支障が無ければ、まだ大丈夫と思いますが・・・


依存症というのは依存物質を定期的に体に入れていないと、
精神的、身体的に不調をきたす状態のことです。
アルコールや覚せい剤 コカイン モルヒネ 大麻などが一般的ですが、
安定剤、眠剤でも起こることがありますよ。
その中でもアルコールとモルヒネは精神的にも身体的にも依存になるので厄介です。

依存症を診断する為には、依存薬物を一度止めてみて、
不安定になるのかどうかを見なけれななりません。
アルコールですと、最終飲酒から24時間~48時間くらいで、
手の震え、冷え汗、動悸 時に記憶が飛ぶ、幻覚 妄想 せん妄などを起こします。

それらの離脱症状はアルコールを入れると軽減しますが、
徐々に量を増やさないと効かなくなり、肝臓が壊れても、
飲み続け、いわゆるアルコール依存症になるんですね。

一度依存症体質になると、基本治りません。
離脱症状はアルコールと似ている抗不安薬で軽減することが出来るのですが、
少量でも飲めば、離脱症状を繰り返すようになります。
治療は一切アルコールを入れないこと、断酒しかありません。

毎日エタノール60g以上摂取し続け、
20年以上飲み続けるとこの依存症になると言われております

予防としては とにかくまずは休肝日を作ることす。

週に1日取れれば理想ですが、月に1日でも構いません。
肝臓という臓器は再生力が凄まじいですので、
正常な細胞が残っていれば、2~3日で肝機能は正常になりますよ。

因みに正常な細胞が残っていない状態を肝硬変と言います。
そうなると、もう再生しませんので、肝移植しかないですね。
アルコール性肝硬変は適応になりませんが・・・

アルコール依存症を病院で治療する場合、
レグテクト セリンクロなど、飲酒欲求を減らす薬や、
抗酒剤 シアナマイド ノックビンという、
アルコールを飲むとショック状態になる薬もありますよ。

私の経験ですと、アルコール依存の人は、現実逃避から飲むので、
アルコール以外で依存対象を作るとか、自己肯定感を上げ、
日々忙しくすること、運動することですね。

後は、アルコール専門病院で、強制的な断酒と教育入院や、
断酒会、AAなどの自助グループでアルコールの恐怖体験談を聞くとか、
連帯感で止める 一緒に祈るなどの方法もありますよ。
入院しても5年間断酒率は2割くらいです。

よろしければ、以下のページも読んでみて下さい。
http://www.niwaiin.com/C4_13.htm#9

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