片頭痛について
先生、今月から毎週3回ほど片頭痛が起きていて症状が出た時にはレルパックスとプリンペランを飲んでいます。そして先週の金曜日から予防薬としてデパケンとミグシスを飲み始めました。
この治療法で今後どうなっていくのか、あるいは他に何かできることはないのか不安に感じています。
現在予防薬を飲んでから眠気とダルさ吐き気があります。この治療法を続けていく中で私自身が日常生活で気をつけるべきことはありますか?また眠気やダルさなどはそのうち慣れてくるのでしょうか?
こんにちは、投稿ありがとうございます。
片頭痛辛いですよね
知っているとは思いますが、片頭痛は筋緊張性頭痛と違い、
発作的に激痛が来て、一定の時間でおさまるのが特徴です。
脳の血管が一時的に攣縮を起こすのが原因と言われており、
発作時には血圧を上げる薬である、トリプタン系の薬剤を使います。
スマトリプタン、レルパックス、アマージなどですが、
これらの薬剤は発作初期、痛み始めにしか効きません。
点鼻薬や注射薬もありますよ。
それらの薬が全く効かない場合、
最近では、エムガルティ アジョビ アイモピーグといった新しい
注射薬も専門科(脳外科)で出せるみたいです。
1本3~4万と非常に高額ですが、使っている人もいるみたいです。
因みに痛みが完成してしまったら、カロナールやロキソニンなどの
消炎鎮痛剤で対応するしかないですね。
発作鎮痛薬とは別に発作予防に用いる薬もあります。
ミグシス、デパケンが有名ですが、
効かない場合はジアゼパムという安定剤、
ワソランという抗不整脈剤なども効果あるようです。
もし眠気が強いのであれば、変更してみてはどうでしょう?
片頭痛の原因は遺伝やストレスなどと言われておりますが、
実際の所良く解りません。睡眠 食事 運動などで生活に気を付けていても、
起こる時は起こると思います。
私の経験では、気圧 季節などで、時期的に集中的に起こり、
その後は嘘のように収まる人が多いですよ。
何年も痛みが続くことはないと思います。
脳外科や頭痛外来の先生にも聞いてみて下さい。