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スレッドNo.115

振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱今日は左膳のように源助に惚れました✱ #2018.2.7

寒波襲来中、日本海側は、大雪、風雪で災害が出ております。お気をつけください。関東地方も寒いです。とはいうものの、暦の上では春に向っての行事があります。
今日は、”初午”でした。五穀豊穣、商売繁盛を願い油揚げを稲荷神社に参拝した後、稲荷寿司を作って食べると言う日でした。私は稲荷寿司だけご馳走になりたかったですが、2日前に食べたばかりなので今日はパス。油揚げを使った惣菜にしました。明日は”事始め”。初めに何かするのによい日とされています。ほしいものを購入したりね。
そうそう、近所の梅の花の莟が少しずつ大きくなってそろそろ開きかけています。橋蔵さまも梅の花の香が風に乗って届くのを待ち焦がれているでしょう。

今日は食事を済まし、「丹下左膳・妖刀濡れ燕」をリアルタイムで一晩中寝ずに萩乃のを見守っていた左膳を、外でずっと見ていて、左膳の優しさを萩乃に言う源助が素敵、左膳が源助が分かってくれて嬉しく惚れるように、私もそんな源助に惚れてしまいますね。

「やくざ判官」は「橋蔵の」とつくように、本当に橋蔵さまでなくては出せない魅力をいっぱい盛り込んだ作品ですね。
作品の中、橋蔵さまの赤とんぼの文吉だけに集中して見ていても、お白洲で遠山金四郎がちゃんと謎解きをしてくださるから安心です。二枚目半の橋蔵さまはよくしゃべります。「清水港に来た男」「若様やくざ」もそうでした。そして、すっとんきょうな面も可愛いし面白い。
1962年の橋蔵さまは男の色気が最高潮の時です。他の俳優さんが同じようにやったならいやらしくなるでしょう、というよりできないですね。
橋蔵さまは、どうしてあのような魅力がだせたのでしょう・・いや、あのような魅力を持っていたのでしょう。
お白洲は、千恵蔵御大に笑われないよう、どのようにしょうかと工夫に大変だったみたいです。この作品のお白洲は、長屋の連中をメインでの取調べになっていて肩ぐるしさがないので、遠山金四郎の穏やかな取調べがとても良いです。
橋蔵さまの口調が、普段話をしている感じになっているので、素の橋蔵さまが出てきているような・・そんな感じを受けてしまいます。
作品の中、遠山金四郎のお決まりの桜の入れ墨は、この物語では必要がない為、お白洲ではもろ肌ぬぎ桜吹雪は見せません・・その代わり、裃の柄が桜の花でうずめられています。
橋蔵さまの色気の場面から3点載せます。皆さまが良いというところは分かりますので、そこをはずしての小富に対しての文吉の画像を。

「右京之介」はあちこちと画面が変わり、人物を把握するのがややっこしいのが難点。右京之介の十代時代の役は、この時期の橋蔵さまにはちょくちょく出来る右京之介が頭を出してしまい無理がありますし、父親伝右衛門役は、若さと綺麗さを消すために化粧を濃くしなければならないという難点等があります。
後篇「紫右京之介」は、父の仇を討つことが目的だけの設定ですから、笑みはなく、女の人も目的のためなら、と眠狂四郎を彷彿とさせるような非情さが滲み出る役は橋蔵さまには合わないと思います。時代劇の画面も汚くなっていった時代のものですから、橋蔵さまのイメージも崩されていきました。南条範夫さんもこの頃は残酷ものを書くようになっていましたから、右京之介もそのような背景での作品になってしまっていたのかどうなのか???
1963.年以降、作品で橋蔵さまがイキイキしているのは、やくざものだけにしか見られなくなったのではないかと思われます。

👆(画像の上をクリックすると画面の違うところで見ることが出来ます)

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