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スレッドNo.146

振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱忠臣蔵・・いやぁ長かったなあ✱ #2018.12.16

昨日は午後4時から「忠臣蔵櫻花の巻、菊花の巻」をリアルタイムで見ていました。この作品をじっくり見るのも久しぶりです。今回も目に止まるところがちょっとまた違っていたような気がします。
内匠頭と家来の主従関係が一番強く描かれているのはこの作品ですから、やはり前半は引きこまれます。内匠頭と上野介の動向がよく描かれているので、「そうそう、そうなのよ」とやはり引きこまれてはいきます。
錦之助さんの内匠頭はどちらかというと行動的な面と家臣のための忍の両方を出していますから、これはこれなりに、それに似合うよう上野介は高貴な品格よりも憎たらしさを強く引出して描いていますね。
後半は内蔵助がどう動くか、いつ動くのか、というのが見どころ。
前後半に、堀部安兵衛という人物が入ってくるので、ホッとするところがあります。
今回見ていて目が潤むところは、おたかの父橋本平左衛門が自決したところへ内蔵助が「遅かったか」といい、抱きあげ平左衛門の耳元で「殿と一緒に見ていてくれ」と決心していることを平さ右門に囁く場面、今回はジーンときました。

岡野金右衛門は二枚目で剣が立ちますから、橋蔵さまにはピタリな役柄です。オールスター映画で橋蔵さまの東映での位置づけがはっきりと決まったのが分かります。
私が橋蔵さまを見ていてやはり気になるところは、毎回同じところです。
場面で口紅がほかの人達と比べると濃いところがあります、どうしても気になってしまう。米屋の手代で吉良の屋敷に行って、赤穂の侍ではと痛めつけられ、助けてくれたおたかから図面を書いたものを受け取って、大急ぎで吉良邸の門から出て行く時、町人で痛めつけられているからといっても、逃げる格好が歌舞伎的になっているのが気になるのです。OKが監督からは出ているのですから、これは私の思っている橋蔵さまとしてはもう少し何というか・・・出来なかったのかなあと思うあまりの愚痴です・・・お許しくださいネ。

前後半に、堀部安兵衛という人物が入ってくるので、ホッとするところがあります。
そう言えば、14日赤穂義士討入の日という事で、NHKの朝の番組で、時代劇研究家春日太一さんと作家高橋源一郎さんのコーナーで忠臣蔵の映画の話がでました。私は春日太一さんの好む時代劇には賛同出来ないところがあるので好きではありませんが、この日は私の気持ちをラジオに向けてきました。
忠臣蔵の映画やドラマは随分作られて来ましたが、その中でやはり取り上げたいのは1956年の東映「赤穂浪士天の巻・地の巻」。先日私の見た感想は書きましたが、同じくしてこの題材での放送がありましたのでよろしかったら聞いてみてください。この映画が作られた頃、橋蔵さまはデビューしました。もし、この作品に出ていたとしたら、橋蔵さまはどんな役で出たのだろうと考えたことありますか。そんなことを考えながら、機会があったらご覧になって見て下さい。どこに焦点を合わせて作りあげるか、監督、脚本家の作品に対する姿勢はすごいものです。私は東映チャンネルで放送した時やオンデマンドで数回見ております。

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