振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ
✱あまり好まない「紅顔の密使」でも・・・✱#2021.6.15
天気が急変するという日々が続いています。あられ、ひょうも降って大へん。今日は私の住む街にも 雷雨がやって来る予報が出ていましたが、それたようで一安心。でも明日までは不安定のようです。雷の大嫌いな私には、非常に辛い時間になりますの。
17日夜放送がある「紅顔の密使」は平安の朝廷をバックに話がすすんでいくスペクタクル時代劇。文芸物は苦手?な分、スペクタクル的な時代劇を作るのが東映はすきでしたね。
加藤泰監督と橋蔵さんは「緋ざくら大名」に次いでの作品ににると思います。そのあとも4作品あり、作風は様々で橋蔵さん自身も役柄には興味を持ったに違いありません。加藤泰監督の映像方法は時代劇、現代劇に於いても素晴らしいと聞いております。なるほどと分かるところもあるのですが、どうも私には見たいという気持ちがなかなか起こらないのです。
そこで、映像としても橋蔵さんの部分としても、ここは好き!というところを見つけているのです。
「紅顔の密使」からそのうちの一つは・・・雷雨の話をしたことから、凄い落雷場面ががありました。あのシーン・・・武麿に助けられたことから、夜叉姫の心は武麿に・・・赤鷲たちに捕まった武麿を自分がやるといい、武麿に焼けた刃を突き付け、めくらにしながら廃人にしてやるといい、目をつぶしたように見せかけ助けるのだが、武麿はまさか助けられるとは思ってはいない。このシーンの武麿の表情を、こういう風に賞賛するのは変ですが、“とても美しく、魅了されてしまう”のです。また、母のいる町に入って追っ手を気にしながら四方八方に目をやりながら歩くときの一瞬の表情に、”鋭さ”を感じます。
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