「大江戸の侠児」・・③ #2015.12.19
◎有名な次郎吉と蜆売りのシーンです。
数年後、雪の降る早朝、船宿伊豆屋に入っていく一人の男の人がいます。賭場帰りの次郎吉です。(1番目の画像)
船を出してもらうのを待っているところへ、思いもかけず権と再会します。
文字春がおたかを探していることを聞く。雪が降っている中、死んだ吉五郎と同じ年頃の蜆売りが通りかかります。蜆を全部買い、労わります。しかし、この家族が、次郎吉が恵んだ刻印入りの小判が原因で不幸になったことを聞き愕然としてしまうのです。(2番目の画像)
📌 橋蔵さま・・普通はピーカン待ちなのだが、この作品に関しては、朝起きて「しめた、今日も曇っているぞ」と風変りの毎日だったと言っています。オープンセットに雪のセットを組んでカメラを回し始めるとちらちらと雪が降りはじめ積もっていく。焼き芋、素うどんをよく食べた撮影だったと。
✎ ここも見せ場ですね。この時の次郎吉落ち着いた風体で、以前あんな風とは思いもよらないです。この場面の茶人風の装いで蛇の目傘の次郎吉(橋蔵さま)一押ししたいなぁ。
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