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スレッドNo.300

「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-1・(3)-2  #2017.11.18

11月のテレビ放送は終わってしまいましたが、「血文字屋敷」からの続きとなります。

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-1
ここでの大岡越前守の言うことが面白く、暗く沈んでいるストーリーの中に笑みをもたらしています。
大岡越前守が馬を飛ばしやって来ます。
目明し音松に、神保道場の者達を相手にしていた浪人は誰かと問い詰めます。
「誰であったと聞いておるのだ」の返答に困っていると
「神尾喬之介であろう。神尾とは何者か存じておろうな。殿中にて、己の上役を斬り・・・残滓の首を斬り落として行く天下の罪人」
「音松、何故召し捕らん・・(より強く言います) 何故召し捕らん」(①の画像)
音松が「何故と申しまして・・」と言い、越前守の顔を見ますと、越前守は笑っています。(➁の画像)
それを見て、音松も安堵します。
越前守「はっはっは、この次から必ず召し取れ、よいな」
音松「はっ」
越前守「召し取るのだぞ」
音松「はっ」
越前守「召し取るとは、つまり生捕りにすることだ。✖✖してはならぬ。よいな」(③の画像)

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-2
目明し音松は「しかし、喬之介を生捕りにすることはなかなか難しい」と越前守にいいますと、
越前守「困難と申すのか」
撮り方たちの腕では・・・
越前守「無理か。しからば、その方達が逃げればよかろう」(①の画像)
音松「はあっ?」と。どういうことだと言った顔です。
越前守「召し取れんのに、捕り方ばかりが怪我をしたり死んでは町奉行として大いに困る。逃げればよかろう。よいな。必ず召し取れ」(➁の画像)
といい、馬を走らせ行くのでした。(③の画像)

📍大岡越前守の粋な計らいがここにもありました。人情ある越前守だけでなく、とぼけたようなここでの台詞を言う大岡越前守を演じられるのは、橋蔵さまだから生きるのですね。
🐦この場面風が意外と強く吹いているのですね。そして、乗っている馬が意外と頭を動かすのです。
でも、さすが橋蔵さま、姿勢は崩さず、馬が頭をさげたりすると、手綱の操作で馬の姿勢を直しています。橋蔵さまと馬が一体になっています。セリフを言っている間も常に手綱を持つ手が馬を制しています。
ここの場面、私の好きなところです。
役柄によってそれなりの乗り方がありますね。町奉行としての橋蔵さまは流石、重みがあります。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14873536.html

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年05月29日 21:01)

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