〔2352〕~〔2359〕
✱[2359] ・・きよしこの夜・・
投稿者: 金糸雀 投稿日:2021年12月24日(金)15時07分27秒 通報 編集済
朝の冷え込みはだんだん厳しくなってきました。今日の夜から大雪を降らせるクリスマス寒波に日本は包まれるということで、地域によっては警戒が必要とのこと。日射しもどことなく昨日までのような強さではありません。
先日冬至で使う柚を分けてもらい、私の部屋に置いたものが、とてもよい香りを放っています。自然の柑橘系の香りとずい分伸びてきたグリーンネックレスの緑に癒されます。
小さい時に枕元に靴下を置いて、 サンタさんを心待ちにしていたクリスマス・イブの夜が懐かしく思えます。私の昼食はクリスマスメニューでした。 イチゴのショートケーキも食べました。プレゼントは望めません。その人その人のおかれた様々なこの夜をむかえることに感謝いたしましょう。
今年の橋蔵さん出演作品の放送は、昨日で終わりました。皆様、お楽しみになりましたか。来年は暫く放送されなかった作品の登場を期待したいです。
Sayuli 様
コロナに関して特別警戒がゆるくなった今、集まり楽しもうという人が多くなりつつあり、また外出が思うようにできなくなったらと、いま楽しんでおこうという人達が大勢なところに、オミクロン株の市中感染が広まって来ましたので、ここで感染患者が増えるという懸念もあります。
日本のクリスマスは、コマーシャルベースに踊らされ、その気分で便乗して騒ぐ人達が大部分で、真のクリスマスの内容とはずい分相違していますが、そのような中、コロナの具合もあり、家族で過ごす、友達同士で過ごすことを見込んでの、クリスマス、忘年会、新年会をお家でしようというホリデーパーティのコマーシャルでのメニューが豊富に出回っていますし、ケータリングが盛んに使われています。
私は、仏教とキリスト教二つを持っているので、今日はクリスチャンとしてクリスマスイブ礼拝に参加します。といっても、身体の不自由な身ですから、教会から配信のネットでの参加となります。讃美歌「きよしこの夜」から始まり・・・讃美歌「頌栄」で終了します。
「新吾十番勝負」に限らず、他の映画でも「総集版」に作られますと、その細かいところを見ていた人には、ダイジェストで短時間で見る事ができるのでうれしいことではありますが、小説を読んだことがなくこの映画を見た人には、流れが分からないところもあることと思います。フィルムが古くて、手直しが出来ないような状態でも、何とか修復できているものです。フィルムが消失しているといいますが・・・。DVDディスク一枚に収納できる時間に合わせるための総集版に仕上げるために端折られ過ぎは作品のよさを失ってしまいます。新吾の生立ちと一真を倒すための道筋がわかれば、3部から面白くなるということなのでしょう。
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✱[2358] 新吾の行間
投稿者: Sayuli 投稿日:2021年12月24日(金)03時18分3秒 通報
金糸雀様
日本はクリスマスイブで盛り上がっていることと思います。私も日本人のフラメンコ友達とイブにお祝いするのが常です。アメリカはクリスマス当日、朝にプレゼントを開け、早めのディナーでお祝いし、翌日はセールに走る人が多いです。これとは逆に大みそかはアメリカ人はパーティで大騒ぎ、元旦はその疲れをとるだけで日本人的には退屈です(カウントダウンの花火も日本と違って単純なものが多いし、時間も短いです)。大掃除、おせちづくりと追われても、やはり三が日はできるだけお正月らしく過ごすようにしています。
新吾の総集編を最初に見た時、若々しくりりしい新吾にうっとりする一方で、頭の中は???????でいっぱい。金糸雀さんの解説のおかげで、行間というか、抜けている部分がつながって、ストーリーに合点がいきました。残念ですよね。どうして総集編にしてしまったのでしょう?
1月は橋蔵さんが出る作品が放映されるんですね。新年を迎えて、若様シリーズなど、明るいものも入れたらよかったのに。。。。YouTubeでBSで放映されたと思われる大石内蔵助の履歴書を観ました。幕府の思惑はどうあれ、忠臣蔵は史実から庶民の思いが膨らみ結実した作品なのでしょうね。
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✱[2357] 2022年1月放送スケジュール
投稿者: 金糸雀 投稿日:2021年12月20日(月)10時20分35秒 通報 編集済
昨晩は満月でした。その月が今朝の6時40分頃までスッキリとした空の西北の方向にきれいに見えていました。朝日が遠く富士山を射したころに満月は少しづつうっすらと消えてゆきました。朝見るお月様もなかなか風流なものです。スッキリとした空にこの光景を何度か見られる季節になりました。
2022年1月の橋蔵さん出演作品放送のスケジュールになります。
●東映チャンネル ●時代劇専門チャンネル
1月 2日(日)07:00~08:45 水戸黄門・天下の副将軍 (1959.7.12)
1月 5日(水)11:00~13:00 新吾十番勝負第一部第二部総集版 (1959年)
1月 5日(水)13:00~15:00 この首一万石 (1963.4.21)
1月 8日(土)19:30~21:15 水戸黄門(1957) (1957.8.11)
1月13日(木)11:00~13:00 この首一万石
1月18日(火)20:00~22:00 新吾十番勝負第一部第二部総集版
1月18日(日)23:00~24:45 水戸黄門・天下の副将軍
1月20日(木)14:00~15:45 水戸黄門(1957)
1月28日(金)18:30~20:30 新吾十番勝負第一部第二部総集版
1月31日(月)11:00~13:00 この首一万石
最近、「この首一万石」の作品の放送が多いのが目立ちます。伊藤大輔監督の作品ということと、今の世の中の情勢にも相通ずるところがあるということででしょうが、気分的には暗くなってしまうのがよくないですね。
そろそろまた「新吾」シリーズの放送が始まりそう・・・かな。総集版はストーリーを掴むのにここはと思うところが時間的に相当省かれてしまっていて残念です。封切当時の作品を見ていない人達が、大川橋蔵の新吾とはどんな映画と興味を持って見たとき、インパクトが薄らいで、橋蔵新吾の良いところが半減してしまっているのが、これから先作品として残っていくときに私は不安を感じてしまいます。
今週12月23日は東映チャンネル「忠臣蔵」と時代劇専門チャンネル「水戸黄門」の放送時間が続けての放送になります。ご覧になる方は、早めに用事を済ませ、スタンバイしてくださいね。お茶とお茶菓子など用意をしてゆっくりとした時間を満喫したいです。
「忠臣蔵」といえば、先日NHKEテレでその事件の背景に関しての番組をやっていました。(信じる信じないは勝手なこと、歴史探訪として興味を持ちましたので、内容をかいつまんで、言い回し等おかしなところはご勘弁を)
忠臣蔵は感動の物語になるよう実に巧妙に仕組まれていたというのです。
「幕府が吉良に命じた不可解な引っ越し」
「討ち入り後、誰も止めなかった血まみれの赤穂浪士の行進」
不可解な事柄を調査してみると、巨大な“黒幕”の存在が浮かび上がってきたのです。なんと吉良を悪者に、赤穂浪士をヒーローにしようと画策していたというのです。
旗本の一般的な引っ越し事情は、「武鑑」という人名録から屋敷の変遷を調べるとその移動が分り、江戸城に近いほど良い引っ越しなのですが、一番遠くに引越したのが吉良邸だというのです。
その引越し先の本所について、堀部家覚書に当時の様子が記されてあり、「場末なので辻番の警備が行き届いていない寂しい所」と。「御公儀が浅野内匠頭の家来に吉良を討てと行っているようなもの」という噂が立っていました。引越しをしたから討ち入りが成功した可能性があるといいます。
赤穂にいる大石内蔵助は江戸の藩士に説得の手紙を出し続けていました。事件現場から離れた所にいた大石達は、客観的、冷静に考えることができ、討ち入りは武家諸法度で固く禁じられ、綱吉の意向もありましたから、浅野大学が罰せられたため、吉良を討つしか無いという決断をしました。
江戸の人は、浪士たちに討入を期待していました。「浄瑠璃坂の仇討」宇都宮藩の仇討ちへの庶民の反応は拍手喝采、義挙であると絶賛されていたので、大石は、あだ討ちを選んだ。
前日の大石の書状には、世間にどう言われるか心配だとあり、また大石は、浅野家が傷つかないか気にしていたそうです。
世間は討ち入りを絶賛したのです。
この刃傷事件について近くの大名が幕府に聞いたところ、なにもしなくていい、と回答したそうで、討ち入りは、幕府にバレていた可能性が高いといえます。そこには、命がけの演出があった、幕府は意外な対応をとっていたのです。
泉岳寺までの行進は実に13キロに及ぶものでした。5時ごろから歩き出し、泉岳寺に着くのが8時ごろで、かなり目立つルートで、47人の血だらけの一行が歩いていくという、異常な光景だったと思われます。辻番所の役人は、お手柄でございました茶でも一つとねぎらい、咎められることはなかったのです。
幕府のある狙いがあったといいます。大石が有名になればなるほど、吉良が悪者になったのです。
吉良流礼法に、婚姻の順番が書かれています。御膳の儀式、マナー本です。旗本としては格式の高い高家という役職について、将軍の代理として朝廷の儀式も出席する重要な役職でした。幕府は吉良のような古い権威を排除する新しい改革を進めていましたから、邪魔となってくる存在の吉良を煙たがっていました。
そして幕府の最後の大仕掛は、江戸の玄関口を変えたことでした。
高輪大木戸を討ち入りの後、札の辻という場所から泉岳寺に移したのでした。大石内蔵助というデレクターを裏で操った黒幕のプロデューサーが幕府だった可能性があります。
吉良上野介の息子・上杉綱憲が徒党を組んだという罪で改易できることで、上杉十五万石を召し上げるという意図があったと思えます。
大石内蔵助が幕府の芝居にわざと乗ったのではないかという見方もできます。
そう考えると、今の時代に忠臣蔵関係を見て感動するということは、赤穂浪士をヒーローとした江戸幕府の巧妙な画策は今も続いているということになりかねませんね。
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✱[2356] 銭形平次第4話アップ
投稿者: 金糸雀 投稿日:2021年12月18日(土)13時58分38秒 通報
銭形平次第4話は「千里の虎」です。
今年もあと2週間、皆さま今年し忘れたことはありませんか、新しい年を迎えるにあたって、気になったことがあれば、今からでも出来ることなればすっきりいたしたいものです。
私は仕事上では請け負っている会社の年末調整が終り、年明けから確定申告いくつかの会社の決算と、また忙しくなりますので、ブログの1月の表題画像を作りつつ、雑誌ビデオ会誌の整理にあたっています。皆さまにも楽しんで頂けるよう、橋蔵さんの記録として少しの間でも残るよう、そして自分の身の回りの持物を少しでも減らしていかなければなりませんから。
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✱[2355] 待った甲斐があります
投稿者: けいこ 投稿日:2021年12月14日(火)14時03分16秒 通報
公式で曜日ごとに配信される傑作作品が見られる、その中に銭形平次があり毎週更新される枠にあるので楽しみが増えました。先輩のところにお邪魔した時に当時のお話を交えながら見せて頂いていましたが、この情勢の中仕事でお逢いすることがなかなか出来ないため、橋蔵様の作品を見ることができなかったので、とても嬉しい限りです。
私の家ではCSは加入していなし、地上波とBSでは希望すらなかったので、待った甲斐がありました。必ずその時期到来のときはくるものと先輩が言っていましたが、なるほど今自分に与えられたものを通して楽しんでいけばよいということのように私は受け取りました。この先もあたえられた条件状況で、橋蔵様ファンとしての思いをはせていきますので、金糸雀様はじめ皆様、これからも宜しくお願いします。
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✱[2354] 天下の副将軍
投稿者: Sayuli 投稿日:2021年12月13日(月)08時02分48秒 通報 編集済
金糸雀様
天下の副将軍、実は数少ない全編持っている作品のうちの1つです。おもしろそうですね。橋蔵さんの役を楽しみにじっくり味わいたいと思います。この作品も英語字幕がついたら、世界中の人が興味をもってご覧になるのでは?と思います。CGやアニメではないお城の中も、皆さんの衣装も実に素晴らしいです。
銭形平次は残念ながらアメリカからは観られません。国際的プラットフォームのYouTubeなのに。。。。がっかりです。
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[2353] 銭形平次第3話アップ
投稿者: 金糸雀 投稿日:2021年12月11日(土)19時38分2秒 通報
銭形平次第3話は「謎の夫婦雛」になります。
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✱[2352] 天下の副将軍から
投稿者: 金糸雀 投稿日:2021年12月11日(土)11時22分8秒 通報 編集済
12月放送の「水戸黄門・天下の副将軍」に関してしばらくぶりの投稿になります。
この時代になっても愛されている時代劇としての中に「水戸黄門」と「忠臣蔵」はありますね。
このあとの時代のどこまで残っていくかは疑問ですが。今どきの若者の感覚は大きく違ってきています。時代劇として目に印象づけられていくのは、コミック漫画のアニメ化ものが大だと思えます。俳優とCGのコラボをしても、背景や動きや表情など今のアニメから受ける方が心に響くのではないかと考えます。
その変わりゆくなか、何十年も前、現代劇より時代劇という映画時代を娯楽として映画館で、それも黄金時代といわれたときの時代劇での橋蔵ファンに浸った人たちは、橋蔵さんを思い、遠方にいても、近くにいても、辛い事も楽しい事も、笑い、泣き、怒り、と一喜一憂しながら一緒に歩いていました。そのことは今もずーっとファンできた人には橋蔵さんを思い幸せな青春時代の一頁に加えられていると思います。その中に私も入りますが・・・。
映画デビューから雑誌等で引っ張りだこであった頃を一緒に歩んで来たファンは、円熟を増しテレビでの人気を得た頃に橋蔵さんを知った人とは当然といってよいほど違う視点で旧作作品を見ていることでしょう。
いま年を経るごとに橋蔵さんの時代劇を主観的かつまた客観的に見つめての時代劇史上の俳優として、どちらかというと橋蔵さんの役者、俳優としての良さは弱く、美しい人と薄い表現で終わってしまったこと、これは大川橋蔵の歌舞伎と映画とテレビとを観る側の私たちにも綺麗な橋蔵さんを求め過ぎたということにもあったかもしれません。
「銭形平次」でギネスにのる記録は残るでしょうが、その当時、まだマスコミが盛んでない時代に、テレビを通して大川橋蔵という名を全国的にするのにはNHKのオファーを受けるべきだったと、私は一ファンとしてまだ心残りしています。でも、当事者ではありませんから、年間の収入などからすれば、民放と舞台での収入は大違い。橋蔵さんとしては、舞台が出来るスケジュールが組める平次を取ったわけですから。
あんなこと、こんなこと、と今年もいろいろ検索していて、それぞれの橋蔵さんへの思いを見分けていますが、私としては、これからも大川橋蔵さんが大好きでファンでありますが、褒めるばかりが好きだとはいわないと思うので、いいずらいこともファンだからこそいえると思って投稿させていただきたいと思います。
ぐたぐたとまとまりがつかない文章を書き、長くなりすみません。
さて、時代劇専門チャンネルの水戸黄門特集は「天下の副将軍」から始まりました。この作品での橋蔵さんのコミカルさが、黄門様一行のコミカルさとうまく生かされ、見ていてもこの先どのように筋が展開するのかとワクワクしたものです。ただ、後半は錦之助さんにふられていますし、隠密であることを明かしてからの橋蔵さんの役柄は、期待したほどではなかった、というのが私の見たところです。
この作品で残るところは、板前の伊之吉が与惣右衛門の料理を持っていくときの様子のところ・・・宿で板前で働かせてもらおうと包丁を見せた伊之吉が強盗と間違えられ、板前かどうか料理を作らせれば本当に板前かどうか分かる、大阪の食い倒れといい舌は確かなもの、作ったものを食べてやる、と行くところ顔を合せると喧嘩になる与惣右衛門がいいます。料理を伊之吉が運んで行くとき、嫌な贅六の部屋へ持っていく前に、何を思ったのか、鼻の中に指を入れ、鼻くそを料理にふりかけるのです。
また、格さんに女を口説くときに・・・というくだり、茶目っ気あるウィンク、あそこは演技とは思えないほど橋蔵さんの持つキャラクターのすばらしさが光ります。
どちらかというと二枚目半が顔をのぞかせる橋蔵さんのほうが、二倍も三倍もの魅力が溢れ出るような気がします。
私は映画館で見るとき、この作品のストーリーの中の橋蔵さんは、ちゃんとした演技が出来ているのか、最初の出演場面を見るまでは、いつもはらはらどきどきしていました。好きな人がどういう雰囲気でスクリーンに現れるか、本当にドキドキものだったのです。
その点、この作品では、お風呂屋で贅六の与惣右衛門との軽快さから始まりなのでとてもリラックスして楽しく見られたオールスター作品でした。
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