銭形平次の流れは髪型が教えてくれるわね
♦浅んちゃん 様
そうですね、平次親分の髪型は、数回変わっています。年を増すごとに顔の脇の膨らみと髱の膨らみが大きくなって、髱の長さも長いのではと思うほどになっています。そしてよく、目のお化粧とつけまつげもその時で違っています。小説のようにその年代で止まっているわけではないので、ドラマの中の平次親分も橋蔵さん自身も年齢を重ねるわけですから、鬘の髪の膨らみと化粧方法で清々しく格好よくみせなければいけませんから工夫も大変ですね。「銭形平次」の初期のものと500話台のものを同時に見ていると、それがはっきりとするでしょうね。
1962年の「千姫と秀頼」は惹かれ合っていたお二人の久しぶりの共演ものですし、監督もマキノ雅弘での作品でずい分話題になりました。ひばりさんの大人としてのイメージを引き出すこともあった作品でしたが、お姫様役にはちょっと無理があったこと、悲恋ものとしての脚本が主演者をうまく生かしきれない内容となってしまったようですね。それでも、錦之助さんが最初の方だけの出演で物足りなさがありますが、さすが実力ある演技でこの作品を救っているところがみられました。ただ、「千姫と秀頼」と銘うった映画にしては、秀頼を何かの具合で、後半かラストにでも、もう一度出していれば、満足できたと思うような作品になったのでは・・・と思った人も多くいたのではないでしょうか。
それ以後、お二人の共演はなく、1986年のひばりさん芸能生活40周年記念公園の舞台での9月の梅田コマ「千姫春秋絵巻」で復活、11月の新宿コマでの再演と続けて共演しました。舞台演出はお二人を知り尽くしている沢島さんですから見ごたえがありました。
この時期に一緒の舞台に出ていたことは、公私ともにひばりさんにとって最高に幸せだったひとときだったのではと思います。
ずっと前から舞台の「千姫春秋絵巻」を見ていて、ひばりさんと錦之助さんには心動かされていましたので、浅んちゃん様ではないですが・・・失礼いたしました。
千恵蔵さんの「紫頭巾」は以前に東映チャンネルで見ているのですが、今日から公開の大友さんの「変幻紫頭巾」見たことがないので、配信期間中に時間作って見てみようと思っています。頭巾ものってヒーロー的な面白さがあるので娯楽にはぴったりでしょう。
深い、お話有難うございました。私の目線はただのひばりさんファンで、ミーハーな事しか書けてないですね、チョット恥ずかしく思います、
これからも、yu-ty-bu、CS放送で、橋蔵様の映画をミーハー気分で(笑)楽しみたいと思います。
いつも放送日を知らせ下さってますので助かります。有難うございます。