11月橋蔵さん出演作品放送スケジュール
🎞️11月の橋蔵さん出演作品の放送スケジュールです。東映チャンネルのみになります。今月〈源平合戦とその時代〉として放送になっていた全作品が、11月に〈傑作時代劇〉として放送になります。
11月 02日(水)11:00~13:00富士に立つ若武者 (1961.4.9)
11月 04日(金)11:00~13:00曽我兄弟 富士の夜襲 (1956.10.17)
11月 17日(木)13:00~15:00曽我兄弟 富士の夜襲
11月 21日(月)11:00~13:00富士に立つ若武者
♦まゆ 様
歌舞伎の女形だった橋蔵さんにとって雪之丞はうってつけの役でした。雪之丞を演る年齢もぎりぎりでしたし、どのような演出をやってくるのかファンは楽しみに待っていたでしょう。監督はマキノ雅弘さん、脚色は鈴木兵吾さんというコンビで、橋蔵さんの演技のどこを引き出すのがよいかわかっての作品に仕上げてくださった。
そうそう、人によっては年代で映像が異なってくるので、好まない人もいるでしょうが
1935年の「雪之丞変化」の総集編がYouTubeにありました。3部作を約1時間40分にまとめてあるのでストーリーの繋ぎにちょっと雑さもありストーリーをますが掲載しておきますね。原作に沿った脚色になっています。
🖍️映画作品も世の中の情勢を取り入れて考えていかなければ観客は動員できませんし、特にリメイク版は期待を持たれますからよりよいものにしなければ後世に残っていきませんものね。その一つとして、仇討ち一途で進行するのではなく、米騒動というテーマを軸にもってきて、お初を介すことにより雪之丞とはあまり会うことがなく、雪之丞の手助けをする闇太郎の存在感を大きくしていますね。
雪之丞は淡々と描かれ、そのかわり闇太郎に色気を持たせ、見ている観客を引込んでいく。これは橋蔵さん主役だからできることであって、いろいろな「雪之丞変化」が作られていますが、橋蔵さんの闇太郎のように生き生きと描かれたものはないでしょう。
ただ、年代の違いがあるので難しいところですが、初めて上映の「雪之丞変化」には、二枚目橋蔵さんを以ってしてもかなわなかった?かもしれません。
いよいよ秋本番、朝晩の気温が低くなってきましたので、風邪を引かないように気をつけましょう。今年はインフルエンザが流行るとのこと、私は来月予防接種を行います。
教えていただきありがとうございます。3部作をまとめたものは省略されるところが多いので、もったいない気がいたします。ストーリー面白いです。伊藤大輔さんと衣笠貞之助さんというのちの作品でも素晴らしいお二人の脚色に、衣笠監督が見込んだ長谷川一夫さんが主演となれば文句なしなのも分かる様な気がいたします。あの時代のお化粧方法であれだけきれいな長谷川一夫さんですから、時代劇二枚目スターとして地位を保ってきたのも分かる様な気がします。