金右衛門とおたか・・・契り固めと別れの盃
12月の映画の放送といえば、必ず忠臣蔵ものがかかります。今年はCSの東映チャンネル放送がありますし、東映時代劇YouTube配信でも「忠臣蔵櫻花の巻・菊花の巻」があります。
東映映画としては、橋蔵さんが浅野内匠頭に扮した「赤穂浪士」と「忠臣蔵櫻花の巻・菊花の巻」の2作品が多く放送されています。
毎年見ている人はマンネリになってしまうので、何かに視点をおいて見ていけば、見逃していたところが発見できるかもしれません。
私はこんな点に注目をしました。
明日は橋蔵さんの命日ということが頭をよぎっていましたので、いろいろなことを思い出していました。完全なオールスター映画での「トミイ・マミイ」らしき共演はこの映画とあとは「勢揃い東海道」しかないのです。
そこで今回は初々しく若い金右衛門とおたかが少しでも印象に残ればとスポットをあててみました。
画像が多いのでリンクさせています。
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忠臣蔵じっくりと見ました。片岡千恵蔵さんの大石内蔵助、また錦之助さんの内匠頭も
役柄ピッタリでした。昔NHKの大河ドラマで長谷川一夫さん、勘三郎さんも内蔵助役をなっさていましたね。大河ドラマは1年かかってドラマがすすみますが、東映時代劇版は、限られた時間ですから、凝縮されていますが、十分見応えがありました。
橋蔵さんの金衛門、ひばりさんの、おたか役、せめて祝言だけでもと、三々九度の盃、別れの盃、橋蔵さんの盃を持つ手がとても美しい姿勢もぴーんとして、さすが歌舞伎出身ですね。素敵です。
橋蔵さん、ひばりさんの出番は少ないですが、吉良邸の絵図面を手に入れると言う重要な役所で納得しました。単純に昔の映画は良かったですね。👏👏