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スレッドNo.81

振返って・・・こんな投稿もしたのだなあ

✱「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」他3作品に感激✱ #2016.6.15

5日間、橋蔵さまにお会いしまして、堪能させていただきました。先ほど最後の「鯉名の銀平」放送終わりました。また、放送してくださる事を念じています。
何度も見たいし、初めての方の目にふれてほしいのです。
今の時代劇がいかに面白くないか、納得させるだけの俳優と言える人とはこういう人よ、ということを知ってほしい。

28才の若々しく颯爽とした「若さま」の橋蔵さま、32才の二枚目の男の色気ある「半平太」の橋蔵さま、晩年長編ドラマ52才、53才、54才と一年毎の貫禄ある男というものを演じた橋蔵さま。
橋蔵さまは1960年代の映画では、今までの甘さと二枚目の線から、男っぽい大人の雰囲気にいい意味での凄みが出てくるようになりましたね。

テレビという茶の間に、穏やかな中に厳しさある二枚目の「平次親分」で爽やかに登場して18年間、お茶の間に娯楽時代劇を釘づけしてきたのです。
当時、常に橋蔵さまの舞台を観ていた人は、武士もの、やくざもの、町人ものといろいろな役を見ることが出来ましたし、刀での立ち廻りも見ていましたから何の不満を?感じることはなかったと思います。でも、テレビだけで橋蔵さまを見ていた人、テレビで始めて橋蔵さまを知った人には、物足りなかったと思います。
その不満を吹き飛ばすように、落ち着いた大人を演じる新しい橋蔵さまが長編ドラマでやってきたわけです。

3作品とも、橋蔵さまがやりたかったものですね。
沓掛時次郎は、やくざを捨てて堅気になって親子を守っていこうとする人情がらみの物語。表に出せない優しさが伝わってきます。

荒木又右衛門は、特にそのふさわしい年代を待っていたものでしょう。
1959年の右衛門御大の荒木又右衛門「天下の伊賀越 暁の決戦」では本田大内記の役でした。

沓掛時次郎、鯉名の銀平は二枚目がやるやくざものの定番ですが、映画ては大映がやってしまった。橋蔵さまはこの2作品もやりたかったものでしょう。
特に「雪の渡り鳥」は尊敬していた長谷川一夫さんの当たり役になったものですし、六代目尾上菊五郎から長谷川伸がいかにやくざの世界の決めごとなどに精通していたかを歌舞伎時代に聞いていらした橋蔵さまには、是非ともやりたかった作品でしたでしょう。

舞台でも1984年2月大阪新歌舞伎座でもやっています。(蛇足ですが、この時橋蔵さまは舞台の袖で倒れられたようですが、最後まで舞台は務めました。)
「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」はやっぱりいいですね。映画全盛期にもやっていただきたかった作品でした。
最後、雪の中椿の木が出てきた時、「あっ橋蔵さまの大好きな椿」だと。
椿と橋蔵さま絵になります・・にこりとした微笑みを浮かべ暗闇のなか去って行く銀平・・・絵になり、忘れないでしょう。

そうそう、2~3日前に、そういえば「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」での挿入歌は
五木ひろしさんが歌っていたということは覚えていたのですが、うる覚えだったので曲を探していましたら、「旅鴉」のところのカラオケの題名の写真が何処かで見た写真、映像クリックして見て見よう・・・動画が流れました・・そうしたら、見たことがある並木が・・・そして、後ろ姿のやくざに笠が・・・橋蔵さまの「旅笠道中」動画がカラオケの流れに映し出されていたのです。”うわっ、こんな所で見つけるとは・・”
実は、橋蔵さまの「旅笠道中」の動画で私用ビデオを2年前に作成した時に使用した歌が、三波春夫さんの「旅笠道中」と五木ひろしさんの「旅鴉」で作ったものだったのです。橋蔵さまの「旅笠道中」にとても合うのです。ついでに長編ドラマ「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」の挿入歌「鯉名の銀平」もこの歌に合わせ、歩いている姿を描いてみてください。

平次親分も低い声でしたが、それ以上に低い声で演じていますから、重みがあります。こういう声がでる橋蔵さま、もっともっといろんな役が出来たでしょうに。
白髪が混じった鬘はつけないと言っていた橋蔵さまですが、橋蔵さまある程度のお年になったら「水戸黄門」演じてみたかったようです。✎(黄門様は白髪ですからいいのですよ。)
橋蔵さまの黄門様、品位があって穏やかで優しさが溢れ素晴らしかったでしょうね・・見たかったです。

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