素敵な思い出をありがとうございました
こんにちは。先日トークイベント・サイン会に参加したものです。大好きな先生と、素敵な作家さんを多数担当していらっしゃるK氏の、たいへん味わいあるお話を聞けて大満足でした。お疲れ様でした。
いま大学生なのですが、中高生の頃から好きで、まさか先生に会うことができるとは思っていませんでした。昨日からずっとあの空間の中に居続けてるみたいな、ふわふわした嬉しい気持ちが続いています。イベント開催してくださり心から感謝しております。
サイン会はありがたいことに先生と少しお話する時間もあり、緊張しながらも直接言葉を伝えられてよかったです。といいつつ、BL激推し人間みたいになってしまって、内心ちょっと落ち込んでいます。本当は「先生の描く漫画のモノローグには、言い回しやリズム感がラジオ・落語の話し方に通ずるものがありますよね(キリッ)」とか、もっと色々かっこいい知的なことがいいたかったのに・・・(絶対に思いつかないくせに笑)。大好きな人と会うのと、大好きな人の前に立つ自分のどうしようもなさは別物ですよね。他のファンの方はなんだかユニークでおしゃれな方が多く、素敵な漫画にはステキにんげんが集まってくるのだ・・・と感心しておりました。
兎にも角にも、先生ご本人が可愛らしく素敵で、声や話し方はずっと聞いていたくなるほどでした。K氏のお召しになっていたセーターも驚くほど美しかったです。手芸ができるなんて憧れます。
お二人のトークで一番記憶に残っているのは、さいとうちほ先生のインタビューの「美男美女を描いているんじゃなくって、その人にとって相手が魅力的に、美しく見えているから綺麗に描いてる(まちがってたらごめんなさい)」というような言葉を引用して、先生もキャラクターを「はたからみて対外的にイケメンだから、モテるからその人物に惚れる。ではなくて、その人自身が個人の視点で相手に感じ取ったもの、で落ちるように描いている。だから難しい。どこで惚れるかわかんないから(記憶あやふやです。すみません。)」と仰っていて感動しました。先生の漫画に出てくるキャラクターの生々しい人間らしさは、人が一対一で向き合った時の考え方や感情の動きを、じっくり観察しているところから来ているんだと改めて思いました。
本当に行ってよかったです。一生の思い出になりました。おみやげも家宝にいたします。お体に気をつけながら、先生が「まんがが好きだー!」とご友人とお話しながら楽しく制作を続けられること、ずっと願っています。
ありがとうございました。